さて、2021 年 1 月 7 日 緊急事態宣言が発出されました。
予想どおりの中身でしたね。
今まで負けに負け続けてきた人たちが考えたのですから。
対策の中身についてはここでいちいち触れませんが、決して少なくない人が、これで勝てるわけないじゃんと思ったことでしょう。
でも、一般の人たちの反応鈍いんですよね。
自分のこととして考えている人少ないのでしょうか。
家族、友人、知人とこういう話をすることもあまりないのですかね。
自分の番が回ってくるのをだまって待っているのでしょうか?
いましなくてはならないこと
戦略と呼べるようなものをもっていない今の政府・知事などにはすべて退場してもらい、勝てる戦略を持っている人たちからなるチームへ指揮権を渡すことが必要です。
そのためには国民一人ひとりが声を上げ、負け続けてきた人たちには退場するように要求する必要があります。
封じ込めに成功している国や地域がいくつもあり、経済的な打撃も少なく済んでいるという事実を知る必要があります。
それらの国や地域ではあまりにも当たり前の仕方で封じ込めをおこなっているということも知る必要があります。
政府や知事に対して、当たり前の勝てる戦略をとるように求める必要があります。
とくに、検査による感染拡大抑止効果を重視するように求めることが大切です。
いま必要とされる手段
- ロックダウンに相当する強力な行動制限
- 検査・追跡・隔離体制の圧倒的な拡充と徹底的な感染者の発見と隔離
- 個人個人が健康に生きていけるだけの生活保障
これ、すぐにやらないと、火だるまになります。
たとえば東京で新規感染者の報告数は 1 月 7 日に 2447 人、1 月 8 日に 2392 人。(私たちの国では感染が確認された人のうち、これまで 1 から 2 %が亡くなっています。)
そして東京では新規感染者が一週間ごとに 1.2 倍もしくはそれ以上の速さで増えています。
この勢いがとまる要素はありません。
今日発表された感染者は約 2 週間前に感染した人たちです。
ですから、これから 2 週にわたって発表される感染者数もおそらくこの勢い、場合によってはこれ以上の勢いで増える恐れがあります。
ところで昨日(1/7)発表された対策の中には検査に関することが含まれていません。
これが私たちの国が負け続けてきた重要な理由の一つです。
検査・追跡・隔離の効果が高いことはすでに様々な国で実証されています。
ところが、もう、保健所の機能は崩壊し始めていて、濃厚接触者追跡ができなくなってきています。
そして、NHKから神奈川県の絶望的なニュース。
一部引用します。
神奈川県は9日以降、保健所がおこなう濃厚接触者の調査を大幅に縮小すると発表しました。
感染者が急増し、対応できなくなってきているということです。
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20210108/1000058689.html
検査・追跡・隔離は新型コロナ感染拡大を阻止するための重要な武器です。
それなしに、新型コロナを乗り切ることは出来ないはずです。
私たちの国はただでさえ、検査が少なかったため圧倒的に不利な闘いを強いられてきました。
本来なら急いで検査体制を拡大するべきですが、逆に縮小するなんてことをしていたら完全に感染拡大阻止を諦めるようなものです。